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音響・音楽情報が与える生理反応,感性評価をテーマにした研究を行っています.加藤研究室では工学的アプローチによる音楽の研究により,人の心身に効果的な音響・音楽を提案することを目的としています.

 

 

生体情報を用いた情報処理研究
人の生体情報には,心拍や脳波など様々なものがあります.加藤研究室では,これらの生体情報を解析することで,新たな価値の創造や医学への応用を目指しています.
脳波を用いた感情推定
Brain-computer Interface(BCI)の医療応用
前頭側頭葉変性症の診断支援
復唱課題音声によるFTLD・ALS検出システム

 

 

音楽が生体に与える影響
音楽は心理的効果のみならず,生体への効用面においても注目されています.加藤研究室では,音楽の聴取が生体に与える影響を究明することで人の「こころ」と「からだ」に効果的な音楽の提案を目指しています.
音聴取における脳波リラクゼーション効果に関する研究
ASMRを引き起こす要因となる音響的特徴の分析

 

 

音響情報と人間の印象の関係の究明と応用
人は音楽を聴取することで様々な印象を抱きます.加藤研究室では,音楽に含まれる様々な音響特徴と人の印象との関係をソフトコンピューティング技術により明らかにし,音楽と人の「こころ」をより身近にするシステムを提案します.
楽曲のゆらぎ特徴を用いた感性的要求に基づく自動選曲システム
音響特徴を用いたバイオリン演奏音の印象定量化

 

 

自動作曲・自動編曲
芸術の創作は,人工知能が目指す夢のひとつです.加藤研究室では特に音楽に注目し,機械学習やデータマイニング技術の応用することで,音楽の自動生成やアレンジメントなどを行っています.音楽が持つ独特の特徴である時間経過や,同時性を考慮することで,より「人間らしい」音楽生成を目指します.
楽譜コンテキストのベイジアンマイニングに基づく楽曲生成システム
隠れマルコフモデルを用いたサブメロディの自動生成